認知症改善方法で介護ストレス解放!~もう悩むことはありません~

認知症は一生治りません!付き合っていくしかありません!と医者にも親戚にも理解されずに孤独な介護から一変!認知症の問題行動がなくなり、介護ストレスから解放された認知症改善方法とは?

認知症改善方法介護ストレス解放!
認知症の人とその家族のための認知症改善による介護ストレス解消方法をご案内させていただいています

認知症の父親のあっけない死


父親が「誤嚥性肺炎」と診断され、もう家へは帰ることができなくなりました。「誤嚥性肺炎」とは、食べ物が食道にいかずに気管にいき、苦しくて咳きこむ病気です。

 


その処置法としては「吸引装置」で、気管に入った異物を吸い込んで取り出すことです。「誤嚥性肺炎」になると、ほとんどの人が咳きこんで苦しい思いをします。

 

 

本人が一番辛いのですが、その様子を見ている家族はまた辛くて見てられません。家庭ではそんな吸引装置もなく、処置をすることは不可能で入院が必要なんです。

 

 

そこで、もう一つの方法は「胃ろう(PEG)」と呼ばれる処置をします。PEG(ペグ)とは、内視鏡を使って「おなかに小さな口」を造る手術のことで、その小さな口から食物や水分、医薬品を流入させる方法です。最近では人工的水分栄養補給法と呼ばれているようです。

 

 

しかし、この方法は「胃腸」がある人に適していますが、父親のように胃を取り除いていれば、この方法を用いることはできないようです。

 

 

やはり、吸引処置しか方法はないのでしょうか?そう思っていた矢先、入院して1か月後、早くも転院を言い渡されたのです。同じ病院に3ヶ月以上は居られないとは聞いていましたが、こんなに早く転院とは驚きました。

 

 

救急で入院したのが原因だったのでしょうかは不明です。幸い、転院先は近くだったのですぐに移ることができました。転院病院では入院のときに「延命治療」を聞かれました。

 

父親は気管に異物が入り、吸引して楽になりましたがその時に「もう死にたい」と漏らしていたので、医師にその旨を伝え、医師も了承しての入院となったのです。

 

 

入院して2ヶ月が経過しようとしていたときです、深夜に病院から電話が入り、父の死を伝えられました。私たちは驚き、母親に父親の死を伝え、母親を連れて病院へ出向き父親と対面しました。

 

 

母親は父親の死を忘れ「お父ちゃん、良く寝ている」と言う有り様で母親の認知症を再確認しました。その夜はすぐに斎場に連絡して父親を自宅に連れてきたのです。

 

 

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